見逃しドラマお助け隊 » 2014年 春ドラマ »
あらすじ
今回の依頼人は、尋常でなく"顔"が怖い男(龍坐)。所長(石橋蓮司)と村木(オダギリジョー)が話を聞くと、幼稚園では「悪魔の子」と呼ばれ、高校生の頃には学校に暴走族やヤクザがスカウトに訪れた…など、その顔が原因の悲壮感漂うエピソードの数々が語られた。
男の依頼は、自身が営むパン屋に自分の顔が原因で客が入らないことに悩んでいた。男には妻と5人の子がおり、いっそ怖い顔に箔を付けてその顔を活かした商売に就こうと、噂で聞いた「怖い顔グランプリ」なるものに出場したいのだという。しかし、肝心の大会がいつどこで開催されているのかわからず、探偵社へとやってきたのだった。
調査を進めるうち、この大会には裏があることが判明し…!
あらすじ
「ある女性を探して欲しい」と、中年男(マキタスポーツ)がやってきた。男が手にしていたのは、80年代にデビュー曲1枚で姿を消した幻のアイドル・桃ノ木マリン(小池里奈)。30年前、地元の商店街で桃ノ木マリンが歌う姿を見て以来、彼女に夢中になり、その時彼女と握手した右手を現在まで一度も洗っていないという。
男は最近会社をリストラされ、もう一度彼女に会って、人生を変えたいのだという。
早速、桃ノ木マリンの調査を始めた村木(オダギリジョー)。マイナーなアイドルだったため、調査に苦戦する村木だったが、ある驚きの情報に突き当たり…!
あらすじ
依頼人は、コスプレ専門のデリヘル嬢・美樹(内田慈)。ある男性の身辺調査をしてほしいのだという。その男性とは、毎回美樹を指名する客・竹内(岩井秀人)。
竹内は、ただ一緒にテレビを見たり、スーパーの買い物に付き合わせたりと、奇妙な関係を要求してくる客だった。ある日、そんな竹内が突然、結婚を前提に付き合ってほしいと美樹に伝える。
地味で若くもない自分と結婚したいのか不安に思い、調査を依頼しにきたという。
早速、村木(オダギリジョー)が尾行を開始するが、判を押したように規則正しい生活を送る竹内からは何も見つからない。そこで村木は、竹内本人と接触してみることに…。
あらすじ
東京・浅草、観音裏。隅田川沿いの古いビルに居を構いつものようにソファで昼寝をしていた村木(オダギリジョー)が、急に飛び起きた。どうやら、いかがわしい夢を見ていたようだ。
いつもと様子の違う村木を見て、所長(石橋蓮司)と受付嬢のメグミ(小泉麻耶)がからかっていると、和服姿の妖艶な女(星野あかり)が訪ねてきた。女は、『鏡越しに隣の部屋が覗けるラブホテルを探してほしい』という奇妙な依頼を持ち込む。
浅草中のラブホテルを探し回ることになった村木は、メグミとカップルを装い1つ1つ聞き込みを開始。なかなか依頼通りのホテルを見つけられず苦労する中、メグミの機転で調査は急展開して…!
あらすじ
東京・浅草、観音裏。隅田川沿いの古いビルに居を構える「大川端探偵社」。所長(石橋蓮司)、調査員の村木(オダギリジョー)、受付嬢のメグミ(小泉麻耶)だけの小さな探偵社だ。
本日の依頼者は、ヤクザの若頭・矢部(やべきょうすけ)。死期が迫った組長(曽根晴美)が、かつて戦後の浅草六区の外れに存在した中華屋「喋楽」の幻のワンタンをどうしても食べたがっているという。「喋楽」はすでに廃業しており、村木が早速調査を始めるが…。
あらすじ
悪魔に魂を奪われるという事態が起き、死神(大野智)と監死官(桐谷美玲)の寿命を表すロウソクは風前の灯となっていた。
そんな中、会社経営に行き詰った内田克也(小市慢太郎)が妻の美恵(中越典子)と息子の翔太(髙橋來)を道連れに一家心中を図ろうとする。これ以上予定外の死者を出すことは、死神たちにとっては命取りになる失態。救急隊員に匿名の通報をし、なんとか最悪の事態は回避するのだった。
だが死亡者リストにはすでに克也の名前が…。克也は末期のガンを患っており、自分が死んだ後多額の借金とともに残されてしまう美恵と翔太の運命を悲観し、無理心中を図ったのだ! 死神から克也の運命を聞かされ、途方に暮れる美恵。さっそく再就職先を探し始めるが、どこの会社にも冷たくあしらわれてしまう。
学校の成績も振るわず、好き嫌いも直らない、友達も出来ない翔太の存在も、美恵の頭を悩ませる原因のひとつだった。
自分が美恵を困らせていることを感じ、落ち込む翔太の前に悪魔(菅田将暉)が現れる。「3つまでなら、魂と引き換えに願いを叶えますよ」と言う悪魔に、翔太が告げた願いは「じゃあ友達になってよ」だった…。
悪魔を友達にして自信をつけた翔太は、まさかのふたつ目の願い事をしてしまい…!?
あらすじ
人間界で悪魔(菅田将暉)を呼ぶ儀式が流行。人気の下落に悩むシンガーソングライターの立花ゆかり(清水くるみ)は悪魔の力を借りて、ライバルであるAMI(唯月ふうか)を蹴落とし、再復活しようと目論む。
悪魔に魂を奪われ予定外の死者を出してしまうのは、死神(大野智)たちにとっては大ごと。死神と監死官(桐谷美玲)は、ゆかりの前に姿を現し、即刻悪魔とは手を切るよう忠告する。
だがすでにゆかりは悪魔にひとつ目の願いを伝えており、死神たちの声には耳を貸そうとしない。
さらに、ふたつ目の願いとして、盗作疑惑と密会スキャンダルをねつ造しAMIを追い詰めようとするゆかり。執拗にAMIに対して憎しみの心を燃やすゆかりに、死神も監死官もなす術がない…。
追い打ちをかけるように、衝撃的なニュースがゆかりを襲う! 追い込まれたゆかりは悪魔に最後の願いを…。それは「AMIをこの世から消して」という最悪のものだった。
ゆかりの願いによって殺されるAMI、そして悪魔に魂を奪われ、死ぬことになるゆかり――このままでは予定外の死者をふたりも出すことになってしまう!
死神はなんとか事態を食い止めようとするが…?
あらすじ
予定外の自殺志望者を止めるため、ビルの屋上にやってきた死神(大野智)。そこには人気ファッション誌の編集長・高山里奈(伊藤歩)がいた。「仕事も順調、健康状態も良好、異性関係も不満はナシ」という里奈には自殺しようとする理由もなく、死神は監死官(桐谷美玲)に「カラスの報告間違いだったんじゃないのか?」と話す。
そこに新たな死亡予定者が明らかになる。里奈の監視を監死官に任せ、和田明(鈴木浩介)という男性の元へ向かった死神は、明が複数の女性と親密な関係にあることを知る。さらに、その数いる女性の中には、里奈の名前も…。明は、娘をダシに結婚をチラつかせて女性たちから金を巻き上げている詐欺師だったのだ!
里奈は明に騙され、それを苦に自殺しようとしたのではないか――そう考えた監死官は、詐欺の事実を里奈に告げ、明とはもう関わらないよう忠告する。しかし一向に聞く耳を持たない里奈。その矢先、明が詐欺容疑で逮捕されてしまう。
死期が迫った明は、最後に娘の美優(佐藤芽)に会いたいと死神に懇願。さらに、里奈が飛び降り自殺を図ろうとしたことを聞き、ある頼みを…。
そんな中、里奈が事情聴取のために警察に呼ばれる。明からの被害状況を聞かれた里奈は、思いもかけない証言をする!
そして里奈の思いに心を動かされた監死官は、これまでにない行動に出るのだった…!
あらすじ
都会の片隅に暮らす老夫婦、佐藤民江(吉行和子)と留吉(山本圭)。寝たきりの生活を送っていた留吉のもとに、死神(大野智)が余命を告げに現れる。
だが穏やかな暮らしを好み、欲とはまったく縁なく生活してきた夫婦は、「死ぬまでにやり残したことはありますか?」という問いにも、何も特別なことを望もうとはしなかった。
そんな夫婦の前に、またしても悪魔(菅田将暉)が出現。民江に取りつき魂を奪おうとする悪魔に、死神は「あの人は心が綺麗だから、お前が取りつく余地などない」と一蹴するが、悪魔は「どんな人間にも欲望の芽はある」と自信を見せるのだった。
民江と留吉夫婦には誠(西井幸人)という孫がいた。病気を患って以来一度も会っていないという誠に、最後に一目だけでも会いたいと切望する留吉。そんな留吉の願いを叶えてあげたい一心で、民江は悪魔の誘いに乗ってしまう!
悪魔の魔力により留吉たちの家へやってきた誠。しかしせっかく入社した不動産会社を辞めたことを留吉に説教されたことに腹を立て、心無い言葉で傷つけて、その場を立ち去る。
すっかり気を落としてしまった留吉を励ますため、再び悪魔にすがろうとする民江。死神はそんな民江を必死に説得し、止めようとするが、さらなる衝撃的な事実が留吉たちを襲い…?
あらすじ
新たな死亡予定者が死神手帳に記された。だが、そこには人名の記載がなく、死神(大野智)は死亡予定場所であるホテルの一室に行き、そこにいる人間に余命を宣告することに…。
さっそくホテルの部屋に向かった死神は、そこで結婚を控えた医師の南雲雄司(平岳大)と看護師の山口真奈美(臼田あさ美)というカップルに会う。「ふたりのうち、どちらが死亡予定者なのか…?」――迷っている死神の前に、呼吸器疾患の息子・亘(押場大和)を連れた母親・高野洋子(佐藤仁美)、さらには「人を殺してきた」という逃走犯・須藤五郎(安田顕)までもが出現。死亡予定場所である部屋に5人もの人間が集まってしまったことで途方に暮れた死神は、やむなく5人に正体を明かし、この部屋で数時間後に誰かが事故死する、と告げる。
その矢先、ホテルで火災が発生! 部屋から出ることができなくなった雄司らは、いったい誰が死ぬのか、誰が死ぬべきなのか、を巡って口論になる。
人間のエゴが渦巻く状況に、なんとも言えない気持ちになる死神。さらに、亘の容態が悪化してしまい、状況はさらに悪くなっていく…。
そして事態はますます深刻に。洋子が悪魔(菅田将暉)を呼び寄せ、亘を守るために自分を殺してほしい、と願い出てしまう…! 悪魔が現れ、洋子や雄司たちを惑わせ始めたおかげで、死亡予定時刻である午後6時が刻一刻と近づいてきてしまい…?
その頃、霊界では監死官(桐谷美玲)が膨大な死亡者データから、誰が死亡予定者なのかを探り出していた。