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僕のいた時間 第3話

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所要時間 約 2分

あらすじ>

突然左腕が動かせなくなった拓人(三浦春馬)は、整形外科を訪ねる。診察をした医師は、頚椎症だと思われるがしばらく様子をみて3ヵ月後にもう一度来てほしい、と拓人に告げる。

一方、町内会のイベントがきっかけで介護のボランティアを始めた恵(多部未華子)は、施設の職員から、これからはアルバイトとして来てほしいと誘われる。長年アルバイトを続けてきたファミリーレストランに近ごろ居心地の悪さを感じていた恵は、それを承諾した。

そんなある日、拓人は恵の家に招待される。恵の母・翔子(浅田美代子)はすっかり拓人のことを気に入ったようすだった。

仕事中、腕に力が入らず、商品を落として傷をつけてしまった拓人は、再び整形外科を訪れる。以前より左手に力が入らなくなり、左足も痙攣することがある、と伝える拓人。医師は、そんな拓人に大学病院の神経内科を紹介した。そこで拓人の診察をしたのは、神経内科医の谷本和志(吹越満)だった。

谷本は、検査の結果を受け、今後の治療方針を相談するために家族と一緒に病院に来てほしいと拓人に伝えた。だが拓人は、家族はいないとウソをつき、自分ひとりで話を聞くと返す。そこで谷本が拓人に告げた病名は、難病のひとつに指定されているALS=筋委縮性側索硬化症だった。まず拓人自身が病気を理解し、受け入れることが大切になる――谷本は、そう続けた。

一睡もできずに朝を迎えた拓人は、そのまま仕事に出かける。アルバイトの宮下(近藤公園)から腕のことを尋ねられたが、病気のことは話さなかった。その夜、拓人は総合病院の院長を務める父・昭夫(小市慢太郎)に電話するが...。

 

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